暗闇で皮膚がピリピリ

このブログでは、

五感の割合

という話を度々しています。

過去記事『五感の割合』

 
五感の割合とは、

視覚 … 75%
聴覚 … 19%
嗅覚 … 2%
触覚 … 2%
味覚 … 2%

(※諸説あります)

と、脳の機能を
分散させてる割合のことです。

これは”平常時”の割合です。

聴覚が必要なときは、
(例えば暗闇で歩くとき)

聴覚が上がり
視覚が下がる

ということを自動的にしますし、

食事のときは、
味覚と嗅覚と触覚が、
上がるんです。

 
でも、

新聞を読みながら朝食を取るお父さん

は、朝食の味をあまり良くわかってません。

視覚から入ってくる情報に
脳を使っているので、
味覚、嗅覚、触覚が
あまり上がって来ないんです。

(すごい辛いものとかを食べると
気付きますけどね笑)

 
 
人間の脳は高性能ですが、
同時に色々なことをするためには
たくさんのエネルギーを使うので、
普段は省エネをしています。

普段使わない味覚はほぼお休みですし、

触覚も、何か普段触らないモノに
触れたときぐらいしか意識されませんよね。

 
嗅覚は、
いい匂いや、変わった匂い、
身体に危険を及ぼす匂いを
感じ取ったときだけ、

脳の中枢に対して、

「匂いが来たよ!」

と知らせます。

例えば、
空気には何かしらの匂いがありますよね。

他人の家に上がると、
その瞬間匂いを感じ取りますが、

その家の人間は何も感じませんよね。

脳の”無意識下”で、
必要な情報かそうでないかを
瞬時に判断しているんです。

 
 
ところで、
 

暗闇にいるときに
皮膚の感覚(触覚)が
ちょっと変わる

というのを感じたことが
ありませんか?

(私だけ…?)

皮膚がいつもよりセンシティブに
なっているように感じます。

たまたま蛍光灯が切れて、
いつもより暗い環境にいるんで、
そう感じたのですが、、 ^^;

 
夜の方が、
風が気持ちよく感じたりするのも、
触覚が立っているからでしょうかね。

 
五感の割合は、
場面場面によって変わります。

そのことを知っているだけでも、
物事の感じ方が違ってきて、
ちょっと楽しかったりしますよ。