ビブラート

ビブラートのある声から
受ける印象は、

やはり、
憂いや切なさといった、
ちょっと湿り気のある
感情が多いでしょうか。

また、明るい歌では、

広大さ、スケールの大きさを
表す場合もあるかもしれませんね。

 
一方で、
わざとビブラートを
かけないことによって

歌い手の感情を出しすぎず
聞き手に歌詞をストレートに伝え
情景を思い浮かべやすくする

という手法もあります。

ビブラートありの方が、

より感情を具体的に表せる反面、
聞き手の自由な想像を奪うことに
なるのです。

これらの使い分けで、
歌詞の伝わり方が変わります。

 
ここはビブラートあり

ここはビブラートなし

と、自ら選択できるようになると
表現の幅は広がります。

 
歌詞の意味

メロディの表している感情

オケは、どうなっているか?

これらの前後関係は?

 
などなど、
よく考えて、あり、なし、を
決めて行ってください。

きっと良い歌になりますよ。