自分の世界観を信じすぎない
その世界観にどっぷりと浸って、
成り切って、入り込んで歌う
これは、
良い場合と悪い場合があります。
その”入り込んだ”表現が、
聞く人の感性と一致した時は、
良い結果(高評価)が
得られる可能性は高いですね。
しかし、そこがズレていると、
ただの、一人よがりな、
浮いたパフォーマンスに
なってしまいます。
でも、それらはどうやって
探し出せば良いのでしょうか?
まず一番良いのは、
しっかりと客観的に判断できる
信頼できる人が近くにいれば
的確にアドバイスをしてくれます。
もし周りにいないのならば、、
まずは、自分の考えのみで、
やってみます。
そして、
自分の常識や美学から外れた歌い方を
あえてやってみます。
その2つを聴き比べてみるのです。
(2つ以上あってももちろん良いですよ!)
前者は自分の考え方、
後者は他人の考え方、
です。
あえて、他人の考え方を
取り入れてみることで、
自分の思い込みによって閉ざして
しまっている可能性を引っ張り出すのです。
他人の考え方、
これをどうやって取り入れるかが、
難しいところなんですけどね。。
あえて、
好みじゃない歌手の
歌い方を真似てみたり、
違うノリで歌ってみたり、
発声法を変えてみたり、
いろいろチャレンジしてみることですね。
自分の表現はこれ!
と、決めつけてしまうと、
可能性が狭まります。
最初は抵抗があるかもしれませんが、
試行錯誤してみるのも
歌い手には欠かせない作業です。