音楽好きと歌好き
音楽好きと歌好きは
一見同じようで、実は違ったりもします。
音楽好きと言いつつも、
歌ばっかり聞いていて、
それ以外の”音”を聞いていない
という人は多いです。
そもそも音楽は楽しむものですから、
ただ聞くだけであれば、
細かいことが分かろうと分かるまいと、
そんなことはどうでもいいのですが、、、、
プロとして歌うとなると、
それだけではちょっと足りないんです。
これは、
歌のレッスン中に発覚することが
よくあるのですが、
「オケの中のどの楽器を中心に聞いて歌ってる?」
という質問をすると、
「……?」
「…なんとなく全体的に…」
などと、
ハッキリと答えられない人が多いです。
「グルーヴはベーシックで取って、
ウワノモの楽器とは溶け込むように
歌ってます」
なんていう理想的な回答をしてくれる人は、
まず居ません。。
で、
そんな時はどうするかというと、
音楽の楽器を個別に聞く練習
をします。
プロとして上手く歌うためには
聞くべき楽器を聞き分ける能力
と
音楽全体に”融合”する感覚
を身につける必要があるのです。
どちらもコツさえつかめば
出来るようになるのですが、
出来る出来ないの前に、
こういった能力が必要だということを
知らない人が多いんですよね。
バンド活動をしている人なら、
分かる人は多少いるのですが、
カラオケやピアノ伴奏などで
歌っている人は要注意です。
では、
その練習方法は
明日お話ししますね。