歌をオケに融合させる

歌をオケに

「融合させる」「乗せる」「一体となる」

色々と言い方はありますが、

オケの持つ流れや抑揚、グルーヴなどの
音楽的な表情と
歌のそれとを合わせる必要があるのは
言うまでもありません。

でも、

オケの中の聞くべき楽器を
聞き分けることができないと、

「なんとなく合わせる…」

という程度の合わせ方しかできません。

まずは、
しっかりと音を聞き分けることが
できるようにならないと

どの音を聞けば、

グルーヴが捉えられるのか

抑揚を感じ取ることができるのか、

テンポが合わせやすいのか、

ということがわかりません。

全て”なんとなく”になってしまいます。。

では、どうやって、
その能力を身につけるのか

それは、2通りあるのですが、

 

まずひとつ目は

イコライザーというものを使います。
(フィルターでもいいです)

なんのことやら分からない人も
いると思いますが、

音響調整機材のことです。

これは、パソコン上で音声を
編集するソフトが無料でありますので、
それさえインストールすれば
付いてきます。

「Audacity」というのが有名ですね。

windows版

http://audacityteam.org/download/windows

mac版

http://audacityteam.org/download/mac?lang=ja

そこでやることは、

高音域だけにしてみる

低音域だけにしてみる

というようなことをして、

高音を担当している楽器

低音を担当している楽器

を、ざっくりと聞き分けてみるのです。

例えばこんな感じです。

<オリジナル>

<高音域のみ>

<低音域のみ>


3つを聴き比べれば、
なんの楽器が聞こえやすいか
分かると思います。

ベースを聞くことが苦手な人は
比較的多いのですが、

低音だけにすれば、
必ず聞こえますよね。

このように、聞き比べることで

音楽の中の特定の楽器を
聞き分けることができるように
なっていきます。

そうすれば、

耳のピントをどの楽器に
合わせて行けば歌いやすいのか

ということが見えてきます。

グルーヴ感が合わないから
ベースとピアノをもう少し聞こう

とか、

ストリングスとピッチ感を合わせて、
もっと、オケと融合しよう

とか、

うまく歌えない時の対応策が
増えていきます。

もうひとつの方法は

ひとつ目の方法のさらに細かいバージョンで、

高音域、低音域という分け方ではなく、

ドラムは大きめ
ベースは普通
それ以外は小さめ

などと

オケを分解して調整する方法です。

こちらの方が、聞き分ける訓練を
より細かくできるので
効果も期待できるのですが、、、

何せ、プロの機材や、
オリジナルのオケの音源が無いと
できないのです。。

私の元には、
レッスン用の課題曲が数曲あるので、
それを使えばできます。

版権の関係で、
音源をこちらに載せることは
できませんが、、、

興味のある方はこちらから連絡してください!

お問い合わせ

サンプルを差し上げます^^

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