声は出るんです、、、

先日、スカイプを使っての
ボーカルレッスンを行いました。

と言っても、

やっぱりネットを通した歌声だと
その良し悪しはわからないので、

まずは、

音源を送ってもらって、

それについて、
あーしろこーしろと、
指摘しながら進めていく

という形でした^^

彼女の特徴としては、

“ただただ大きな声を出している”

“悲痛な叫びに聞こえてしまう”

という印象を持ちました。

前向きな曲だったんですが
ポジティブな部分が
見られなかったんですよね。

それは、良く言えば

一生懸命さ

なのかもしれないのですが、
ちょっと声がキツく感じてしまいました。

で、

どうしてそういう歌い方になったのか
その経緯を聞くと、

大きな声で歌えない
大きな声で歌い続けられない

という悩みがあったので、
それを改善すべく、
ボイストレーニングに通って
発声を強化し、

以前よりも
大きな声が出せるようになった

とのことでした。

(今ココ)

 

もちろん大きな声を出す

声量で魅了する

というのは歌い手のひとつの表現です。

でも、それだけでは、
聞き手には、冒頭に書いたような
マイナスのイメージを
与えてしまう可能性もあるのです。

キツイ声

一生懸命な声だけど、、
でもそれだけ。

という印象ですね。

聞いていて、
曲の内容にまで、
入っていけないんです。

大きな声が出るという
武器を手に入れましたが、

その武器の使い方、戦い方を
知らない状態ですね。

さて、

厳しい意見ばかりに
なってしまいましたが、、、

でも彼女には未来があるなと
感じました。

何より、

声が出るんです!

声量があるんです!

これはすごい事なんですよ^^

この声量を
コントロールして、
適材適所で使い分ける方法と、

声の表情のつけ方と

歌詞とメロディを読み取って、
正しいアクセントを乗せる方法と

心地よいグルーヴの”場所”を
見つけられれば、、、

間違いなく上手くなります!

課題はたくさんありますね、、^^;

でも、

ひとつひとつクリアーしていけば、
良い歌い手さんになれる、

そんな可能性を感じたレッスンでした。

ひとりごと

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そりゃ似ますって^^;