見た目で騙すな!
よく
「見た目に騙されるな!」
とは言いますが、
歌い手のあなたに今日伝えたいのは
『見た目で騙すな!』
です。
歌を歌う時の見た目
つまり
顔の表情や手の仕草、
歌うときの姿勢など
声とは関係ない部分で、
表現を”増す”ことを
良しとするか悪しとするか、、、
今日はそんなお話です。
ライブなどで、
人前で歌うときは
その見た目の仕草を
つけても良いのと思います。
体のどこかが動くでしょうし、
顔の表情も、曲の内容によって
自然と変わるでしょう。
何より突っ立ったまま歌うより、
見ている方は面白いと思います。
(あえての”直立不動”もアリですよ)
でも、
それでOKだと思わないで欲しいんです。
そもそも、
人間の脳は、視覚から受ける情報に
かなり左右されます。
例えば、
アイドル歌手が、
明るい歌を
暗い声で歌っていても、
その”見た目”が明るければ、
歌自体も良いもののように
感じてしまいます。
歌の表現力が”増した”ように
感じるんですね。
実際、
『見た目プラス歌』
をひとくくりで考えれば、
表現力は増しています。
でも、
ライブやTVで観て、
良いなと思って
CDを改めて聞いてみて、
「、、、イマイチだなぁ、、、」
と思われてしまうのも、
どうかと思うんですよね。
アイドルならば
「まぁ可愛いから良いか、、、」
で済まされるかもしれませんが、
これが歌で勝負するとなると、、、
マイナスに働いてしまいます。
そうならないためには、
純粋に、音(歌)だけで
勝負しなければならないのです。
歌だけで人を惹きつける
純粋な歌唱力ですね。
もしその歌唱力を持っているとしたら、
あなたのファンになってくれる可能性は
高まりますよね。
その歌唱力があれば、
ライブでは、
さらに”見た目の感情表現を
乗せられるのです。
そうなれば鬼に金棒ですね^^
まずは、
見た目での感情表現と
歌での感情表現を
分けて考えて、
身につけてください。
そして、最後に組み合わせて下さい。
そうすることで、
あなたの表現の総合力は
グンと上がりますよ!