あえて感情を抑えて
音楽に正解は無い
ですよね。
なので、
全てが
ケースバイケースです。
私も、よく
「声の表情を作れ」
と言っているのですが、
場合によっては
声の表情は無いほうが
良いのです。
主にどんな場合かというと、
感情が必要以上に
込められてしまう
バラードなんかですね。
メロディ、歌詞、
そして音楽のアレンジに
しっかりと感情が乗っている曲です。
そういう曲は、
歌い手が色々とこねくり回すと
“やり過ぎ感”がでてしまうんです。
声に表情をつけすぎると
聞き手が引くんですね。
悲しい歌を
泣きながら歌われると、
聞いている方としては、
“ドンピシャ”の感情を持っている人は
感動するかもしれませんが、
ちょっと冷静な感情の人は、
客観的な感情で
見て(聞いて)しまいます。
「あ〜、大変だったんだね」
「悲しいねよね」
というように、
否定的な感情ではないのですが
感動するには
ちょっと遠いところに
身を置いてしまいます。
では、どうするか、、
それは、
あえて淡々と歌うんです。
感情を入れすぎず、
大げさな表現にならぬよう、
あくまでも冷静に、
そんな表現を使うんです。
そうすると
聞き手側がアレコレと
考え始めます。
聞き手ひとりひとりが、
違う感情を持っても良いので、
考える余地を残しておくのです。
感情を込めすぎると、
聞き手の想像力が限定されます。
なので、
それに当てはまらないと
響かない
という状態になります。
そうではなく、
こちらから与える情報を
限定することで
聞き手が勝手に想像し始める
という状態を作り出すのです。
普段と逆の話をしていますが、
ケースバイケースです^^
具体的には
「なだそうそう」
なんかを
泣きながら歌っているところを
想像すれば、、、
ちょっと分かるかもしれませんね。
多分、聞いていて”引く”人が
多いと思います。
これらは、
楽曲とあなたの声の
組み合わせによるところが
大きいのです。
もし歌っていて
「どうも聴いている人が冷静だな、、」
と感じたら、
余計な装飾を取っ払うつもりで、
まっすぐに歌ってみるのも
手かも知れませんよ。