声の表情
今日は子供達の歌の
レコーディングでした。
そこで
“声が暗い”
という問題が起きました。
そこで今日はこんな記事を書きます。
『声の表情』とは
声を聞いただけで、
その人が
笑っている
怒っている
悲しんでいる
などと想像できる
声色(こわいろ)のことです。
この表情が豊かになると、
顔を知らない人の歌でも
その表情が見えてくる
ということが起きたりします。
例えば、明るい声を出したい時には、
笑顔で声を出すと、出しやすいです。
ただ、これは一般的な話です。
あなたが歌い手で、
表情豊かに歌い、
表現力の幅を広げたいのなら、
その出し方を学ぶ必要があります。
ヒントとしては、
自分の声を録音すると、
全くの別人のように
感じるじゃないですか?
その差異を知り
コントロールできるようになると
表情のつけ方が
わかるようになります。
気をつけなければならないのは、
判断の主導権は
あくまでも聞き手(お客さま)です。
いくら自分が明るい声
だと思っていても
聞いている人がそう思えなければ、
それは明るい声ではないのです。
聞き手がその声を聞いて、
どう感じるか
何を想像できるか
そしてどんな感情が湧くのか
これらを考えて
歌えるようになれば
プロとして一歩前進できます。