聴覚のフラッシュラグ
最初に断っておきますが、、、
これから紹介するものが
フラッシュラグと呼んでいいのかどうか、、、
忘れました…orz
正しい名称を知っている方は
ご一報くださいm(__)m
ちなみにフラッシュラグとは、
本来、視覚の錯覚
(見てから脳に伝わるまでの遅延)
の現象を指します。
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人間の脳には
音声を断片的に聴かされても、
それを穴埋めして理解してしまう。
そんな機能があります。
まずは、こちらの音声をお聞きください。
左の三角の再生ボタンを
押してください。
(少し時間がかかるかもしれません)
ある文章を録音し、
それをぶつ切りにしました。
何を言っているのかわかりますか?
この時点では、
分かる人、分らない人、
半々ぐらいでしょうか。
続いてこちらをお聞きください。
音声そのものは1つ目と同じものですが、
切れていたところに「ザー」という
ノイズを入れました。
こうすると何を言っているのか
分かるようになった人も多いと思います。
間の部分を穴埋めしただけで、
声の部分は何も変えていません。
ちなみに正解は、
「皆様のご来場を
心よりお待ちしております。
お電話ありがとうございました」
でした。
そこでもう一度、1つめの音声を聞いてみて下さい。
正解を知ってしまうと、
もう”それ”にしか聞こえないと思います。
視覚で「アハ認知」という
同じようなものがあります。
だまし絵のようなものですね。
(例:カップルと赤ちゃん)
赤ちゃん、見つけられますか?
あたまが左で、足が右、かなり大きめです。
一度その絵に隠れているものを見つけると、
それにしか見えなくなってしまう、
そんな現象です。
今回のは”聴覚版”でした。
いかに聴覚がオートマティックに
いい意味でいい加減に働いているか
というお話でした。
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