人間が音楽を好きなことに理由なんか無いんです

昨日の記事で、

音楽の嫌いな子供は
いないのではないか?

と書きました。

実際、人間は、

母親のお腹の中にいるときから、
音を聞き

さらに聞き分けていることが
分かっています。

 
生後間もない赤ちゃんに、
お腹の中にいるときに
聞かせていた音楽を聴かせると、

笑ったり、落ち着いたり、
といった、
何らかの生理反応を示します。

どういう記憶の仕方をしているかは
分からないのですが、
覚えていることは確かです。

 
4歳ぐらいになると、
音楽の持つ表現を認識することが
できるようになります。

音楽のテンポやメロディから

明るい感じ、暗い感じ、
穏やかな感じ、勇ましい感じ、

などを判断できます。

これも、
教えられた訳ではなく、
生まれながらにして
持っている能力です。

音楽を聴いたときには、
脳の『大脳辺縁系』という部分が
反応を示します。

ここは、脳の中でも原始的な部分で、
反射的な感情を作る部分でもあります。

理論的に考えてから生まれる感情ではなく、
無意識に出来上がる感情です。

音楽を聴いて
「楽しい」や「穏やか」などという
様々な感情が湧くのも、
理屈ではなく”無意識”なんですね。

 
大人になるに連れて、
音楽に触れた経験値は
どんどん上がります。
(知っている曲は増え続けますよね)

そうなると、

無意識に「楽しい」と
感じていたときとは違い、
理屈っぽく感想を述べているかも
知れないですね。

無理やり、それっぽいことを
言ったりとか、

わざわざ嫌いな部分を探したりとか、、、

 
でも時には、

何も考えず、

子供の頃のように、

音楽に触れてみることをオススメします。

 
特に、音楽に関わっている人ほど、
やってみる価値はあると思いますよ。

普段とは違った感情が
沸き上がるかも知れません(^^)