五感に訴えかける言葉を使い、人の脳にアプローチする。
プロモーションやセールスの
コピー(文章)や話し言葉には、
五感に直接訴えかけるような
言葉を使います。
例えば、
「温かい」「冷たい」
「優しい」「爽やかな」
など。
これらは
人の心を動かす力を
持っているとされています。
例文を挙げるとすれば、
「コーヒーいかがですか?」
よりも
「暖かいコーヒーいかがですか?」
の方が単純に売れるんです。
文章自体は、
なんら特別な感じは
しないかも知れませんが、
「冷たい」の一言は欠かせないんです。
特に、
色や温度、味やにおい、
感触などを表す言葉は
相手の潜在的な部分、
つまり
”脳の無意識の領域”
に、直接働きかけ
共感を誘うことができるのです。
聞いている方からしてみれば、
ほぼスルーしているような感覚ですが、
考えるより先に、
感じさせる効果があるんです。
ただ、
「楽しい」
とか、
「面白い」
とか、五感に訴えかける言葉で無いものは
さほど効果はありません。
形容詞ならなんでも良いという訳では
無いんです。
“人の脳の無意識側にアプローチする”
これが肝です。
エンターテイメントでも、音響でも、
コピーライティングでも、
考え方は同じです。
それがうまく行ったときは、
結果が出ますよ。