常識 = 非常識

『あなたの常識は非常識です』

と言われたらどう思いますか?

 
「常識的に考えて…」
「普通は…」
「一般的には…」

これらはよく聞かれる言葉ですし、

つい使ってしまう言葉かもしれません。

でも、あなたが考えた

“普通”や”常識”

が、あなた以外の人に、
必ずしも当てはまるとは限りませんよね。

 
どういうことかというと、

あなたの”常識”は、
あなたが今までに築いてきた経験から
生み出されたものであり、
唯一無二のものなのです。

あなたが、日本人で、

あなたのご両親のもとに生まれ、

故郷で育ち、

母校に通い、

アルバイトや就職をして仕事をした

 
その経験から出来上がった、
壮大なる偏見なのです。
(悪い意味じゃ無いですよ^^)

それを総じたものが

“あなたの常識”

なんです。

 
 
この常識(偏見)が、
コミュニケーションをとる上では
厄介なものとなります。

 
人と意見がぶつかる、

指示やお願いが伝わらない、

 
これらの原因も、
この”偏見(常識)の誤解”が
もたらしていることが多いんですね。

相手の持つ”常識”との違いです。

 
でも、
考えてみてください。

明らかに大きく違う文化で育った人
(外国人など)と話すときは、

きっと誤解があるだろうな…

ならば丁寧に伝えよう

と少なからず思うでしょうし、

もし誤解が生じたとしても、
そんなに腹も立ちませんよね。

 
これが日本人同士や、

会社の同僚とか

近い人同士になると、

「同じ偏見(常識)を持っているはずだ」

と思い込み、

ひょんなことから誤解を生むのです。

 
家族だとか、

よほど長い付き合いがあるとか、

そういう間柄でなければ、

まずは

相手の常識は自分とは違う(可能性がある)

ということを
アタマに入れておけば良いのです。

お互いにそれを意識して話ができると
最高のコミュニケーションが取れます!

 
もし、

相手に、このような認識が無く、
自分の常識を
押し付けてくるようでしたら、、、

 
仲が良ければ、
今日のこの話を教えてあげて下さい。

 
そんなに仲の良い人でなければ、

まずは相手の話を聞いて
相手の常識を知る努力をしてみましょう。

 
世の中には様々な考えを
持っている人がいます。

それを楽しめるくらいになれば、
コミュニケーションは円滑になりますよ^^