声に出す言葉の力
昨日の記事
に引き続き、
もうひとつ、
視覚と聴覚の、
脳の処理速度の違いに
関連した話です。
聴覚の方が処理速度が速いという
お話をしましたが、
聴覚の方が、
脳の感情を司る部分に
直接刺激が伝わるんです。
視覚は、
感情につながる前に、
“認識”が入ります。
見たものが何かを判断してから
感情が湧くんです。
まぁ、
0.13秒と0.17秒の差ですけどね。。
目で見ても不快なものは不快ですし、
音を聞いたら必ずなんらかの感情が湧く
というわけではアリマセン。
ところで、
「言霊(ことだま)」
とか
「インカンテーション」
とかってあるじゃないですか。
あれも、
言葉に出すことで「音」にして、
耳から脳へ入れることによって、
感情に訴えかけて暗示を掛ける
ということなんですね。
聴覚情報は、
感情が湧いてから意味を考えますから、
効果があるんですね。
なので、
「疲れた〜」
とか
「もうダメ〜」
とか
「死ぬ〜」
とか、
冗談でもあんまり言わない方が良いんです。
頭の中で思うだけにとどめておくか、
できれば他の言葉に置き換えましょうね。
「今日がんばった〜」
「(疲れてるけど)俺スゲ〜」
「死ぬ〜、、120歳で」