カテゴライズしたがる人々
男だから◯◯
女だから◯◯
A型だから、、、
B型だから、、、
若いから、、
歳だから、、、
日本人だから
“ゆとり”だから
人はカテゴライズ(分類分け)して、
物事を考えようとします。
この心理は、
例えば、
自分の考えと違った
自分の理解を超えるような
行動をしている人に出会った時に
不愉快になったり、反感を覚えたりしますよね。
それを落ち着かせるために、
「◯◯だから、、、」
という理由をつけて、
自分のモノサシで測れる範囲(カテゴリー)に
おさめておくのです。
そうしないと、
自分が不安になるんですね。
その不安を避けるための
防衛本能のひとつとして
カテゴライズするんです。
例えば、
自分の理解できる「外側」の人、
つまり、自分から見て
常識はずれ
変わっている
今まで出会ったことのないような
そんな人がいたとして、
その人を純粋にうらやましいと
思っているときは良いのですが、
マイナスの感情、
ねたみやそねみなんかが入ってくると、
カテゴライズ(分類分け)をします。
代表例が
「最近の若いやつは、、、」
です。
そちらを”悪者”としてしまえば
自分の立ち位置を正当化できますから、、、
それで自分を落ち着かせるんです。
これは誰にでも経験があると思います。
(分けられる方でも分ける方でも)
ココロに余裕のないときなどは、
特にやりがちですね。。
でも本当は、、、
同じ人がこの世に2人と
いないことも知っていますよね?
だからカテゴリーに分けること自体が
大して意味をなさないことも
役に立たないことも
知っているはずなんです。
それでも人はわずかな安心のために
この分類分けをするのです。
しかも、
分類分けしたにもかかわらず、
そこに収まらない人が現れると、
「A型なのに大雑把なんて、、
ちょっと変わってて変な人」
なんて、身勝手な理由を作り上げ
また自分の立ち位置を正当化します。
そもそも、
「A型という分類に
したことが間違っていたのでは?」
という結論には至らないんですよね。。
自分勝手な分類ミスなのに
そこにハマらなかったことを
その人のせいにします。
なんて勝手な話でしょう(笑)
その人を理解するために
分類分けしたのか、
自分の心の安定のために
分類分けしたのか、
ほとんどの人が無意識にやっているので、
本人すらわからないのかもしれませんが、、
無理やりカテゴリーに分けても
良いことはあまりないような気がします。。。
100人いたら100分類で
良いと思います(笑)
便宜上必要な場合だけ分ければいいんです。
女子トイレと男子トイレは分けます。
それぐらいで良いと思います^^