常識を捨ててコミュニケーションを円滑にする

『自分の常識 = 相手の非常識』

という記事を、以前書きました。

簡単に、そしてちょっと極端に言うと、

自分の考えが正しくて
自分の常識は他人全員に通じると
思いこんでいると、
相手との”常識の違い”から
コミュニケーションに軋轢を生みます

というような話です。
(興味のある人は読んでくださいね

 
コミュニケーションコンサルタントの
仕事をしていると、
この部分で悩んでいる人が
かなり多いことがわかります。

「何でこんな簡単なこともできないの?」

「普通に考えればできる(わかる)だろ!?」

「常識的に考えてやって!」

というようなことを
つい口に出してしまう人、

あなたの周りにもいませんか?

たくさん見受けられますよね。

そして、、

あなたも言ってしまいませんか?

 
ちょっとイライラしているときや、
忙しいとき、
ミス(あなたから見た後輩や同僚の)
が続いたとき、

そんなときに、
つい口走ってしまいますよね。。。

私も偉そうに、
「コミュニケーションコンサルタント」
なんて名乗っておきながら、

やってしまいます。。

やってしまうんです。。

修行が足りませんよね。。
(反省中。。。)

 
この考えを直し、
口に出す回数を減らすには、

まず

『自分が簡単にできることは
他人も同じように簡単にできる』

『自分の正しいと思うこと、
自分の正義が、相手にとっても
正しいことである』

という思い込みや信じこみを
普段から捨てるよう
意識することです。

それも強めにです!

強く意識していないと、
瞬間的に、先述の言葉を
口走ってしまいます。

 
良い練習方法としては、、

仕事中でなく、普段の雑談等で、
自分がリラックスしている時に、
この意識付けを行ってみるのです。

例えば会話の中で、

「おにぎりには普通はお茶だろう」

「今の時代スマホを持っていて当然だ」

「フォワードは岡崎慎司にすべき」

というような決めつけるような
言い方をしてしまったら、

すぐに

「これらは全部、
自分勝手な常識や思い込みだ」

と考えるのです。

そして、

おにぎりに紅茶でも良いはずだし、

ガラケーを大事に使っている人も
たくさんいるし

フォワードは、、、
監督が決めれば良いことだ

と考え直すのです。

 
もちろん、日本人の大多数は、、とか、

その方が効率が良い、、とか、

思うところはあると思いますが、

その概念すらも取っ払うつもりで
考えながら会話をしてみてください。

 
おにぎりにミルクティの人がいても、
頭ごなしに否定するのではなく、

「それって合う?」

「昔から?」

「やっぱり私はお茶派」

というように
会話を広げてみてくださいね。

円滑なコミュニケーションの
練習にもなりますし、
新しい知識や発見を
得られるかもしれません。

 
プロ野球のピッチャーが
1番バッターを打つ時代です。

常識という名の偏見なんかに
とらわれず、
コミュニケーションを楽しみましょう!^^