音節(Syllable)

音節(Syllable:シラブル)とは
連続する言語音を区切る
分節単位の一種である
(Wikipediaより)

 
音楽に歌詞を乗せた時、

英語と日本語の違いに
違和感を覚える事は無いですか?

例えば、

大ヒットした映画
「アナと雪の女王」の主題歌の

♪「Let it go〜」

♪「ありの〜」

これの違いです。

 
音節の数を見てみると、

[ Let / it / go ]

は1音節の単語が3つ

[ あ / り / の ]

は1つの単語で、音節が3つです。

(だからメロディにハマるのです)

 
[ let ]は、

カタカナでは「レット」となりますが、

[ レ / ッ / ト ]

と3つに分けるのではなく、1つなのです。

 

例を挙げると、

英語の「test」は1つです。

日本語の「テスト」は3つです。

英語の「headphone」は2つです。

日本語の「ヘッドホン」は5つです。

英語の「Chicago」は3つで
「NewYork」は2つです。

日本語の「御徒町」は5つです。

 

作詞をする時に、
この音節の数え方を間違えると、

1音節の英単語(例えば「Hand」)を
2つや3つの音符に
割り当ててしまったりします。

 
(…カッコ悪いよ〜^^;)

 
「アナ雪」のように、
訳詞するときも、
音節をよく考えて日本語を音符に
当てていかなければならないのです。

 

歌い手さんは、

曲中に日本語とも英語とも取れる歌詞
(例えばレッツゴーとかエブリバディとか)
が出てきたら、

音符と歌詞の関係を良く考えて、

英語をカタカナっぽく発音するのか、
そのまま英語として発音するのか、

決めてみてください。

 
違和感が無くなりますよ。