身長168cm

背の低い人でも、
大人は大人に見えるし
背の高い人でも、
子供は子供に見えるますよね。

身長168cmの私は、
間違いなく

“背の高い中学生”

ではなく

“背のやや低いおっさん”

に見えているはずです。

これは、着ているものの違いも
あるかもしれませんが、
それがなくても
殆ど見分けはつきます。

なぜか…？

その前に、、、

人間の体の成長は、
２５〜３０歳ぐらいで止まります
（個人差、男女差などはありますよ）。

骨格と肉体と、色々あるらしいが、
とにかく２５〜３０歳ぐらいで止まります。

その
“体の出来上がり具合”を
一瞬にして判別する能力が
人間には備わっているんです。

「そんなもん持ってるの！？」

いえいえ、持ってるんです、
あなたの脳の「無意識の側」は。

 
今まで見てきた「人」という生き物について
蓄積されたデータベースから、
対象の人物がどこに属するか
一瞬のうちに判断している、

ということなんです。

男か女か？何歳ぐらいか？

例えば、韓国人や中国人も、
あなたが日本人ならば
なんとなく見分けられるでしょう
（もちろん100％じゃないですよ）。

欧米人からみると皆同じ顔らしいけど。

それはお互い様（笑）

 
この能力は経験とともに
上がっていくので
子供は見分けるのが難しいです。

思い返せば、子供の頃は
中学生も大人も同じに見えませんでした？

自分の背が低かったこともありますが、
それだけでは無いはずです。

 
もちろん見慣れていない人種（外国人など）
には当てはまりません。

見ただけじゃ
年齢が分かりづらいですよね。
（例:マサイ族とか…？）

これはデータベースが頭の中に
出来ていないからです。

 
視覚に限らずですが、
五感は常に働き
取捨選択をし続けています。

取ったものが「意識」
捨てたものが「無意識」

無意識側の情報量も馬鹿に出来ないんです。

生きてきた分に比例して
データベースは積み重なっているんです。