「集中すると視野が狭くなる」ということは逆に、、

人は集中すると視野が狭くなります。

正確には、
視界の見えている範囲そのものは
変わらないのですが、

脳が”重要な情報”として捉える部分

が減ります。

視野の中央の情報だけを
重要な事柄として捉えて、
視野の中心から外れた部分については
無視するように仕向けます。

これが集中力が高まった時の
視覚の状態です。

 
ということは、、、

逆に考えれば、

集中したいなら
視野を狭めれば良いのです。

競馬の馬の目隠し(ブリンカー)と
同じですね(笑)

(ブリンカーってこれのことです)

これは冗談ではなく、、、
れっきとした脳科学的な話です。

以前、
このブログでも書いたかもしれませんが、

『楽しいから笑うのではなく
笑うから楽しくなる』

とか

『頷くと理解力(脳への定着)が深まる』

というのと同じ脳の仕組みです。

集中したいなら
集中してしまう脳の状態を
外側から作ってしまおう
ということですね。

部屋を暗めにすると集中できる

という人も多くいますが、
それも同じことです。

 
さらに逆に考えるなら、、、

何かに夢中になりすぎて
周りが見えていない状態に
陥ってしまったら、

視界を広げることを意識すると良いです。

立ち止まって
ゆっくりあたりを見回して、
しっかりと状況を把握することを
心がけてみると、

落ち着きを取り戻すことができます。

 
ツバのある帽子(キャップとか)を
被って自分で視野を変えてみると
その違いを実感できます。

帽子を深く被るか浅く被るかで
視野が変わるとともに
集中のしやすさも変わります。

ちょっと試してみてください^^

音響

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