車掌さんの声
『中川家』の礼二さんの
車掌のモノマネをご存知ですか?
いつ観ても面白いですね。
それを観ていてふと思ったのですが、、、
最近の電車のアナウンスって
昔と違って普通に喋っていますね。
昔は礼二さんのモノマネのように、
ちょっと鼻にかかったような声を
出していましたが、
今はほとんど普通に話しています。
どうして変わったのか、
これには色々な説がありますが、
私が思うに、
音響機材の進化が
関係しているように思います。
あの独特の鼻にかかった声は、
1kHzあたりを中心に、
“耳に届きやすい音”
になっています。
昔の機材は音響的に
ハイファイでも高級でもなく
(一般の方に向けての表現です)
その1kHzあたりの音が
よく聞こえるようにできていました。
普通に話しても
”車掌さんのような声”
に聞こえるマイクやスピーカー
だったんですね。
それに加えて、車掌さんも、
なるべく聞き取りやすくなるように
あえて鼻にかけて話していたので
あの特徴的な声になったんだと
考えられます。
でも最近は、
そんなことをしなくても
聞き取りやすい音響機材に
なっています。
普通に話しても充分伝わるんです。
なので、車掌さんも、だんだんと
「あれ?普通に話してもいいんじゃない?」
と思うようになったのでは
ないでしょうか?
まぁあくまでも憶測ですが、、、
今日はどうでもいい話でしたが、、、
音は伝わってナンボ
ということには変わりないですね^^