BGMのアプローチ

高級なレストランで
クラシックやジャズが流れてても
それを意識し評価することは
ほとんどないと思います。

多くの場合は
たとえ知っている曲が流れていても
いちいちそれを覚えてないでしょう。

 
しかし場違いなものが流れていると
たちまち脳の”意識側”へと情報が上げられ
違和感を認識し強烈な印象として残ります。

もしフランス料理の店で
演歌が流れ出したら、、、

想像つきますね。

 
BGMとは、

無いと「さびしい」「息苦しい」
あって「あたりまえ」
マッチして「意識の外へ」
ミスマッチで「意識の中へ」

という代物です。

 
果たして

どのような楽曲を
どのくらいの音量で
どのような音質で

届けるのが正解なのか?

 
音響屋としては悩みどころです。

 
答えも出ません。

 
 
脳の意識の外側(無意識側)への
アプローチを考えるのは
相変わらず難しいのです。