共感覚保有者のつぶやき

高い音は白で
ちょっと高い音は
もっと高い音はピンク

ちょっと低い音は濃い青緑で
低い音は黒

スミマセン、、

いきなり、訳の分からないことを
言いだしましたが、

これは、

私が感じる

“音の高さに対する色のイメージ”

です。

これには理屈や規則性は無く、
ただただ無意識に、
脳が勝手に想起してしまうのです。

あくまでも、
私個人の感覚なので、
殆どの人には当てはまりませんし、

そもそも、

音を聞いて色が頭に浮かぶ、

ということの意味が全く分からない
という方もたくさん
いらっしゃるはずです。

このように、

音から色を連想したり、

文字から色を連想したり、

文字から硬さを連想したり、

といった無意識に起こる連想を

『共感覚』と言います。

脳がある刺激を受けたとき、
別の知覚が連動して
働いてしまうのですね。

感覚の”理由なき連動”です。

これは生まれつき
持ってるものなのですが、

持っていても何にも活かせません。
(少なくとも私は…)

それどころか、

私にはもうひとつ共感覚があって、
文字や単語にも
色が連想されてしまうので、
人の名前とかを間違えやすいのです。

青木さんと青山さんを間違えるのは、
誰にでもあることだと思いますが、

木村さんと山本さんを間違えるのは
なかなか無いと思います。

私の中ではかなり似た色なので、
ややこしいんです。。
(ちなみに黄色系です)

年齢とともにこの感覚は
薄れてきているのですが、
まだまだ「単語→色」の共感覚は
残っています。

ちなみに、共感覚を持ってない人も、
単語から色を想像することが
あると思います。

「夏といえば青」
「阪神といえば黄色」

というように、
象徴される色を連想するのは、
共感覚では無く『対応感覚』です。

根拠があるんですね、海とかトラとか。

これらは共感覚とは別モノです。

共感覚保有者には、
その人にしか分からない、
根拠の無い確固たる答えが
付きまとうのです。

私もなぜ渡邊さんが白で、
渡部さんが青なのか分かりませんが、、

これは自分でも変えられないのです。

感覚同士が勝手に共通性を見出し
脳が自動的に働いてしまう

こんな作用を心理学では、

通様相性(インターモダリティ)現象

と呼びます。

(詳しく知りたい人は
ググってみて下さい)

通様相性の強い人が
共感覚者ということですね。

私も色々調べてみましたが、

『共感覚者には
芸術分野に秀でた人が多い』

とも書いてありました。

…残念ながら
当てはまりませんでした。

“凡人の共感覚持ち”

です^^;

ちなみに、

冒頭の「音→色」の共感覚を
音響屋らしく周波数で書くと

1kHz あたりが白
2kHz が緑
4kHz が黄色
5kHz が青
9kHz がピンク

800Hz が緑
400Hz がくすんだ黄色
それ以下は黄色から黒へ

緑が2回出てきてますが(笑)
気にしないでください。

色の濃さや明るさが微妙に違うんで、
私の中では別物なんです!