大事なことは何回も言う

『ウィルソンの説得率』
というものがあります

大事なことを繰り返し言うと、
その回数に応じて
説得率が上がるという
実験結果があるそうです。

 
実験では、模擬裁判で、

「この人は有罪だ」と

3回繰り返すと、46%

10回繰り返すと、82%

に上昇したそうです。

 
繰り返しと言っても、
「有罪だ、有罪だ、有罪だ」
と言うのではなく、
説得の話の中で、
複数に分けて形を変えて言った場合です。

「この人は有罪です」

「無罪ではありません」

「罪を償う必要があります」

というような形ですね。

 
同じ意味や感情の言葉を、
何度も何度も聞くことで、
無意識に記憶に刷り込まれるのでは
ないかと思います。

CMソングを何度も聞くうちに
いつの間にか、その曲を
好きになっていたり
口ずさんでいたりするように、

人間の脳には、

何度も聞かされると刷り込まれる

という癖があるようです。

 
悪用するか、
皆の利益になるよう使うかは、
あなた次第です!